2歳前後に訪れる恐怖の「イヤ!!!」
イヤなのはこっちだわ!いい加減にしてよ!もうお手上げですー。もう私が泣いていい?と疲れ果てているママは多いのでは?
5児の子育て真っ最中、そして絶賛イヤイヤ期の2歳がいる我が家の乗り越え方のお話をします!
イヤイヤ期とは
1歳後半から3歳ごろまでに多くみられる自己主張を何が何でも通そうとするためにとりあえず何を言われても「イヤ!!!」と返してくる時期のこと。
何に対しても「イヤ!!」
言い方も平常通りのトーンでの「イヤ。」ではないのです。
思いっきり強く「イヤ!!!」なのです。怖っ 笑
魔の2歳児と言われたりもしますね。
何も分からなくて大変だった赤ちゃん期が終わり、次は何を言っても「イヤ!」と返してくるまた違った大変な時期の開幕です。
イヤイヤ期は成長の証
親からするとすこぶる腹がたつイヤイヤ期は、脳が成長しようとしているから起こる素晴らしい時期。
自分の気持ちを上手に表現ができないことをもどかしく感じているのかな、と思います。
イヤイヤ期が来たということは子どもがしっかり『成長している』『問題なし』ということです!
2歳前後の小さい子どもの頭が頑張って成長しようとしているなんて可愛く思えてきますね♩
イヤイヤ期の乗り越え方
毎日イヤイヤ言われたら気が狂いそうになるほど苛立つときがあるのですが、そこをいかに大人の余裕で愛しい我が子のために楽しい時間に切り替えられるかが勝負となります!
今から説明する乗り越え方は100%成功する!というものではありません。
5児ママの私の経験上の乗り越え方なのでこういう方法もあるのか〜程度で見てください♩
自分で選んでもらう
例:お風呂上がり
母「パジャマ着よっか〜」「今日のパジャマはコレだよ〜」
子「・・コレ違う!!」「パジャマ着るのイヤ!!!!!」「体拭かない!!!」
えーーーーー???
今の今までニコニコるんるんでお風呂に入っていたのにパジャマを見せた途端にイヤイヤスイッチ発動。
パジャマを否定しただけでなくタオルで体を拭くこともイヤなことリストに追加。
びちゃびちゃなままリビングへ走って行くイヤイヤマン。
「タオルで体拭いて!」「体冷えるからパジャマ着て!」は子どものイヤイヤを逆立てることになるので封印。
母「じゃあパジャマ選んで欲しいな〜」「ママ分かんないから○○に選んで欲しいな〜」
子「イヤ!!!!」
イヤなんかーい。
乗り越え方じゃないんかい。話違うよ。と思いますよね。
ここで折れてはダメなのです!優しく何回も「〇〇にパジャマ選んで欲しいな〜」を言い続けます。
たまに「〇〇が選ぶパジャマいつも可愛いから好きなんだよね〜」など褒め言葉も言ってみたり!
どこかで気持ちを切り替えて来てくれます。
子「・・・コレ着る」
母「(よし!ママの勝ち!)」
この方法が失敗することはもちろんあります。
いつまで経ってもリビングで走り回っているときは無理矢理パジャマを着させて終了です。
憧れている名称で呼んでみる
例:スプーンとフォーク
突然いつも使っている自分専用のスプーンとフォークが嫌になり「イヤ!!!違う!!」と言い、他の兄姉のものを使いたくなり勝手に使っていたので喧嘩勃発。
「違うの!イヤなの!!」とイヤイヤマンは怒り続け、急に自分のスプーンとフォークを奪われた兄姉も「返してよ!」と言い合いに・・。
母「そっか〜〇○は大人だから、大人用の大きいスプーン使う?」
子「イヤ!!!」
母「じゃあ特別にコレはー?」と普段使わないスプーンを出してみたり。
母「こっちのスプーン使えたらお姉さんになれるのにな〜」「〇〇なら素敵なお姉さんになれるのにー」
多分みんなが憧れている『大人』や『お姉さん(お兄さん)』というワードを強調します。
そしてイヤイヤ言いながらなのか照れながらなのか、兄姉たちにスプーンを返しママが渡したものを使ってくれたらママの勝ち!
「えー!似合ってる!大人じゃん!素敵なお姉さんみたい!」
そしてたくさん褒めます♩
お姉さん(お兄さん)ワードで機嫌が直ればラッキー!でもイヤイヤ期は手強い。
代わりのものを出したりお姉さん(お兄さん)みたい!とよいしょしてもダメなときは兄姉に謝り貸してもらいます。
母「姉ごめん。今だけ貸してあげてもいい?」「姉は特別なスプーンを使ってくれない?」と最後は兄姉に折れてもらうことも多々あります・・。
話題を変える
イヤイヤずっと言っているので相手にすることが面倒になったらこの技です。
「あ!そういえば〇〇とお菓子作るんだった!今から作ろっか!」「晴れてきたからお散歩行こうか♩」
イヤイヤ言いながらその場に立ち止まって怒っていると思うので
話題を変え、視線を上にあげさせ遊びに誘ったり一緒に行動する提案をします。
楽しいことを提案すると子どもの表情もパーっと明るくなります♩
一緒にイヤイヤ言う
もうママは無理です。あなたのイヤイヤにはついて行けません。
脳の成長だと分かっていてもママだってイライラしてしまうしお手上げ状態になったら
「ママもイヤ!」「もうイヤ!!!」と一緒に言います。
でもこれは悪化することの方が多いです・・。
稀に子どもが冷めてくれるときがあるのでそのときはママのイヤイヤ期の勝ちですね 笑
兄姉に全てを託す
「ごめんもうママだめだ!」と思ったらイヤイヤマンのことを兄姉に丸投げしてみます。
兄姉に託すとイヤイヤマンも落ち着くことが多いです。
兄姉が「何が嫌なの?」など優しく問いかけてくれたり、遊びに誘ってくれたりして気持ちが落ち着いてくるのでしょうね。
ママの言葉には耳を傾けないのに兄姉の声かけにはちゃんと答えることが多いです。
兄妹の絆が見えてママのイライラも治ってくる瞬間だったりもします。
ただただ見守るだけ
兄姉に託してもダメなときはもちろんあります。
もう本当に何をしてもダメなときは、何も言わず離れて見守ります。
大人もイライラしているときに1人になりたいときもありますよね。
声をかけずに落ち着くまで見守ることに徹底。
落ち着いたらたくさん抱っこして仲直りです♩
まとめ
イヤイヤ期は脳が成長中だと分かっていても耐えきれずイライラしてしまうことがあると思います。
我が家のイヤイヤマンは何となく落ち着いてきてはいますがまだまだ「イヤ!」と言っています。
イヤイヤ言っていることに真剣に向き合ってはダメだと思います。
”またイヤイヤ言ってる〜”くらいの軽い気持ちでいると穏やかな気持ちで対応できるので”はいはい。イヤですね〜”と流すことで平和に過ごせます。
こちらがニコニコして落ち着いたトーンで話しているとその感情は子どもにも伝わり、イヤイヤ言っている顔から笑顔に変わりやすいのではないでしょうか。
大変な時期だと思いますが、子どもの成長を楽しみながらお互いが笑顔で過ごせると良いですね♩
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